「にじいろカルテ」第5話 ついに太陽くんの心の叫びも爆発!!「おれ意外みんな○○!」

にじいろカルテも第5話。4話に続き朔先生(井浦新)の過去の打ち明け話から始まりますがシリアスになりすぎずシリアスとコミカルのバランスがいいですね。そして太陽くん(北村匠海)も胸に秘めた心のもやもやを暴露。あの村の放送で流した曲には笑わずにはいられなかった。

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前回、朔先生に何やら複雑な過去がありそうだと察しながらも、聞くに聞けず、どう対応していいものか分からずに悩む真空(高畑充希)と太陽。
そんな2人の様子を見かねて朔先生の方から過去を話は始めた…。

朔先生の過去の話を要約するとこんな感じ。
千葉で爆発事件が起きた。そこには妻の沙織もいた。沙織はだいじょうぶと言った。俺は妻から離れて他の患者を診にいった。その患者は爆発事件を起こした犯人だった。犯人を助けてる間に妻はすでに亡くなっていた。俺は妻を殺した犯人を助け妻を死なせた。

という話でふつうに考えれば相当つらい過去だ。それでも朔先生は村の人にそのことを言ってないのは、「分かりやすい物語にしてほしくないから」と言う。
沙織の人生のほとんどは幸せだった。笑っていた。でも人に話せば可哀そうな死に方をしたことしか残らない。そういう評価だけが妻に残るのがいや、みたいなことを語っていた。そして生きていたころの妻のように笑って生きるには、一度この場を離れる必要があると思ってそれで虹ノ村へ来た、とも言っていた。

仲間に気を遣わせたくないからと真空と太陽には告白することにした朔先生。
犯人を助けたことについても何とも思っていないと言っていた。医者として当然だからと。それは本当にそう思っているのだろう。そして話の後半はおもしろおかしくという感じで話している。まるでもう自分はその事件の悲しみに囚われてはいないと言わんばかりに…。
しかし最初は農作業してる姿もただの能天気なバカみたいな医者としか見えなかったが、このエピソードを聞いてからは、どこか妻の生きていた頃の面影を探しながら生きているように見えて切なくさせられるのだ…。

そしてこの告白を聞いた太陽は夜の村をあてもなく走り出す。

 

実は太陽くんの悩みは“ふつう”ということ
そうあれです。時に人からは”ふつうが1番よね”と言われながらもどこかで”ふつうの人”と評されることを良しとしないあれです。

真空先生は病気。朔先生は悲しい過去。じゃあ太陽くんは?何もない…
その何もないキャラクター性を逆手にとった脚本ですね。
「あんたらには、わかんねえんだよ…!」
村人たちの酒盛りの席で泥酔しながら絶叫する太陽。

おれは基本優秀、間違ったことはしない、でもふつう、つまんない…
そんな無個性の人間の辛さは人生いろいろのキャラの人たちには分からない村人全員に絡みだす。この時点でも面白いがじじーずのはげ頭をぺちぺちしながら喋るところがよりおもしろい。そしてこの胸の内の吐露が村人の中でも無個性派の人たち、にじいろ商店の燈田さん(ご主人)、まじょたくの雨尾、じじーずの次郎さんが激しく共感するのである。

まぁ悩みというのは人に理解されにくい小さな悩みには「そんなことで悩むなって!」つい言ってしまうが本人にとっては切実なわけで、この村では辛い現実と向き合ってる人や悲しい過去を抱えてる人もそうじゃない人もみんなそれぞれに生きているんですよー、っていうお話しなのかなぁと思ったら最後に衝撃のオチが待っていた!

太陽の様子を見かねて村のおねえさんたちに放送のDJの1番手をやらされることになった太陽。
自分はふつうでつまんないと前置きしながらも高校の時に作った自分の曲を流す。タイトルは「俺 以外」
曲はまさかのヘビーメタルで
「おれ以外 みんな死ね  おれ以外 みんなゴミ」
「Deth!Deth!Deth!Deth!Deth!Deth!Deth!Deth!…」
のどかな村にキャラに似合わぬデスメタルが流れて、村人たちが全員ぽかんとする中でドラマは終わる。
こんなの笑わずにはいられないわ!

つまりは、みんなふつうでみんなふつうじゃない、ってことですかね。

 

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