4話スタートから何やら自分のお尻を鏡で見る蒼山(北村匠海)。
ここからかなーり長尺な北村匠海くんの顔芸がさく裂!!会う人にぶつかられたりしてかなりお尻を痛いのを必死でガマン。これは痔か?と思ったら、どうやらゴミ拾いの時にブヨに刺されたらしく、自分だけ刺されてないと思われていたので言い出せなかったのだとか…。
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メインはこのお尻が痛い話ではなく、やはりありました!朔先生の訳ありな過去。
うざくて大人げない発言が多くて変なサングラスかけて農業ばっかりやってる医者ですが、爆発事故か何かが起きた救急の現場で医者として患者を救っている中、大切な妻をなくすという過去がありました。
この回想シーンに妻・沙織役で登場したのが佐々木希。
いやかわいいです!旦那があんなことになってもやっぱりかわいかった。それはさておき…沙織は回想の中で農業をしていた。その頃の朔先生といえば農業などには全く興味がなさそうで、むしろ沙織の畑からの収穫の少なさにちょっとバカにしているようでもあった。
そして爆発の事故現場で救助にあたっていた朔先生はそこでケガを負って倒れている妻の沙織を偶然見つける。しかし警察の関係者に容疑者と思われる男を治療してくれと頼まれ「だいじょうぶ」という妻の元を離れ治療にあたる。
その間に妻は打ちどころが悪く、亡くなってしまったのだろう。医師としての務めを果たした朔先生は、何よりも大事な妻を助けてあげられなかった。その胸中は複雑で大きな悲しみと心に深い傷を負ったに違いない。そしてその心の傷を癒すべく虹ノ村へと移住をしてきたようなのだが、そのことを知っているのは役場の霧ケ谷(光石研)だけのようである。少なくとも霧ケ谷だけが朔先生を気遣う様子を見せていた。そして畑の仕事に精を出しているのも亡き妻への思いからなのだろう。
朔先生の回想シーンが終わったあとは隣村のキャンプ場でがけ崩れが発生し、虹ノ村の医師にトリアージ(災害現場などで患者の重症度にもとづき治療の優先度を決めること)の応援を依頼される。
現場に到着した3人。「僕は何をしたらいいですか?」という蒼山に朔先生は「とにかくそばにいてくれ、不安なんだ」と普段は絶対に見せないような繊細な一面を見せる。
そして次々と患者を診てまわる中で、わが子を先に診てほしい母親に「私はだいじょうぶです」と言われ「それはあなたが決めることじゃない!」と思わず激昂してしまう。あの時の「私はだいじょうぶだから他の人を診てあげて」という妻の言葉と重なるのか…。
そして実際に蒼山の助言もあり、母親が頭を打っている可能性に気づいて大事をとったことで事なきを得たのだった。
今回は朔先生の過去は何かあるだろうとは思っていたが想像していたよりはシリアス。そして医者としての厳しさも見せた反面、人間としての心の弱さも垣間見せた。
真空先生の病気、それに朔先生の過去、で次回は蒼山くんに何があるのか?って話らしいのだが…まさか「僕だけ何もないんです!」とかでは、ないんだよね…?