前回、待ち合わせ場所で雨の中キスをした奈未(上白石萌音)と潤之助(玉森裕太)。
潤之助から「奈未ちゃん、好きだよ」と言ってもらうが、それでもそれって付き合ってるの?わたしは潤之助さんの彼女なの?と奈未は不安。
一方、ピアニストの蓮見理緒(倉科カナ)は潤之助の幼なじみで、尾芦の話ではどうも潤之助は理緒のことをずっと思い続けていたらしい。雑誌「MIYAVI」の取材で蓮見理緒と会うことになった奈未はなぜか意気投合!よりによって潤之助との関係を相談してしまう。理緒の作戦で潤之助の口から「付き合おう」と言わせる作戦を実行するも、ド天然の潤之助は的外れな答えばかりで失敗に終わる…。
相手の幼なじみが恋のライバルでそうとは知らずに先に仲良くなってしまうというのはありがちな展開かもしれないがなかなかにキツイ。すでに取材相手であり恋の相談相手でありいきなり絡み過ぎである。しかも美人でスタイルがよくて注目されているピアニストだ。そしてとどめは、ようやく潤之助が奈未の真意に気づき言葉にして言ってあげようとしたタイミングで登場!結果的に彼女がまた潤之助の恋人宣言をおあずけにしてしまった。
まぁ絵に描いたような強力なライバルってわけだ。
ただ、理緒は性格的にいじわるとかするタイプではなさそうなのだが、潤之助の父親は大きな会社の経営者である。父親が跡取りになる潤之助の結婚相手に容姿端麗ですでに名声も得ている理緒を指名するという可能性もありそうだ。
一方で他の人たちの恋愛も動き始めている。
まず奈未と編集部で働く中沢(間宮翔太朗)。奈未に気がある中沢は編集部に遅くまで残ってる奈未に「俺もちょっと仕事があってな」と会社に戻ってくるが、明らかにあわよくば奈未の手助けをしてやろうとやって来たものである。そしてまんまとグラフの作成を頼まれ「チッ めんどくせえな…」と言いつつあっという間に作って会心のドヤ顔である。
だが中沢に気がある和泉が、自分の目の前で奈未を気にかけているところを見せられているので、何かしらの和泉との衝突のようなものもあるのかもしれない。
そして編集長の麗子(菜々緒)も副社長の宇賀神(ユースケサンタマリア)と進展。
宇賀神はこんなおじさん眼中にないでしょと言っていたが元奥さんにそうでもないと仄めかされ妙に意識してしまう。そして奈未に渡すはずだった水族館のチケットで、麗子と成り行き上デートの約束を取り付けてしまう。宇賀神の前でカチコチになる麗子の勘違いもひどいが、さすがに菜々緒だとギャップ萌えもしないな…。
この5話では仕事と恋の両立というテーマもあったようだが、麗子に認められるために編集部の仕事を頑張ろうと社内報を担当して作ったところはまぁよかった、しかし撮影で使う衣装をまったく違うスタイリストに渡してしまうミスをやらかしてしまう。相変わらず仕事は雑な奈未である。
麗子からは「和泉が評価されているのは片手間で仕事をしないから」と一喝され、中沢にもファッション誌の編集といってもほとんどは地味で目立たない仕事ばかり。しかしそういう仕事にこそ仕事の本質がある、というアドバイスをもらう。これからは少し奈未にも地に足がついたような仕事ぶりが見られるだろうか…。
さて、奈未が渡してしまった衣装はよりによってライバル雑誌の撮影現場に紛れ込んでしまっていた。急いで探しにいくもすでにモデルである山村紅葉(本人役)が着てしまっていてまさに撮影が始めまろうとしているとこ。何とか衣装を脱ぐよう奈未だが、そこへ颯爽と麗子が現れ、とっておきの紅葉柄のドレスを差し出して何とか回収に成功した。予定してなかった衣装で撮影を始めようとしてしまうあたり、案外ライバル社も杜撰なんだなぁと思ってしまうわけだが…。
来週は、動き出した恋の五角関係!という煽り。そして中沢ドS先輩の「おれなら お前のこと 泣かせない」という奈未への意味深な言葉。潤之助の態度は理緒があらわれからも変わっていないようなのだが…奈未がひいてしまっているのだろうか。うーん、気になる!!