「にじいろカルテ」3話 たとえ君が忘れても、僕が全部覚えてるから――。認知症の妻、感動必至のテーマ。

3話で雪乃(安達祐実)の認知症の話がしっかり描かれ、起承転結のついたよくまとまった話でした。

にじいろカルテ 3話のストーリーはこちら

雪乃の話は物語の後半にくるか縦軸っぽくはさんでくるかという予想をしていたのでここでもう来たのは少し意外。

「わたしは…誰なんでしょうか…?」
診療所にやってきた雪乃。どうも様子がおかしく自分のことが分からなくなったらしい。雪乃は数年前から”認知症”を患っていてひと月かふた月に1度記憶を失くしてしまうらしいのだ。

すぐに村の人がやってきて嵐(水野美紀)と氷月(西田尚美)が雪乃を落ち着かせ、どんな自分の記憶をなくしてる雪乃にどんな人物であるのかをこと細かく教えていく。
さらに嵐と氷月は雪乃を生まれた家や通っていた学校にも連れて行く。
これは記憶を呼び戻すためにやっていると思ったらそうじゃない。雪乃の記憶は戻らない。だから症状が起きる度にイチから覚えなおさなくてはならない。
朔が「この村の人たちはすげえぞ。自分たちの力で何とかしてきたんだ」と言っていたが、確かにこれを月一で続けていくのはかなり大変そうだ。

しだいに村の人たちのことや自分の生い立ちを覚えなおしていく雪乃。
4人は廃校になった学校の教室でそれぞれの問題や心の傷を打ち明けあう。一番驚いたのは結婚していた嵐の旦那が突然出て行ってしまったこと。いや、そこじゃなくて旦那と旦那の父親と娘の4人で暮らしていたが今も3人で暮らしているという。げっ!あの親子役だった泉谷しげるは実の父親じゃなくて出て行った旦那の親なのか…。それはちょっと複雑。

そして自分のことや家族のことを覚えていったら今度は結婚相手のこと。
村で唯一の商店で食堂である”にじいろ商店”では夫の燈田晴信(眞島秀和)が朔や蒼山と一緒にパーティの準備をしている。用意してるの分厚いカツサンド。たった一つの食堂でありながら出てくるメニューはかつ丼しかないらしい。村はちとメルヘンすぎるがこの程度の設定はちょっとおもしろい。

で、ビシッときめた晴信が改めてプロポーズ。こうしてまたこの記憶を頼りに雪乃は二人で暮らしていくのだ。
妻が記憶を失くすという物語は、「大恋愛」「私の頭の中の消しゴム」「50回目のファーストキス」など定期的に出てくる気がするが、どれも鉄板ネタで-僕が全部覚えているから-これをやられると、まぁまずエモいのだ。ただ記憶がリセットされるっていうのは話を作る側にとって都合のいい設定だなと思わないでもないのだけどね。

それにしても不安な顔で泣いてる時の安達祐実さん。

こんなに色っぽい人だったかなぁと驚く。これには村のアイドル、ミス虹ノ村4連覇の設定も納得。現在39歳ですが、いまが全盛期!と言ってもいいくらいの美魔女になっております。

 

さて雪乃の件がひと段落し今度は真空(高畑充希)に異変。
階段でうずくまっていたところを朔に発見されギョッとされる。

「すいませんでした。うそついてましたぁー!」
なんか逆切れっぽく謝りながら怒ってるみたいに体調を説明。検査いきたくなかったけどやっぱり行かせてください。

「いや分かるけど…でも、仲間にウソつくなよ!」
変な髪形でかっこいいセリフを吐く北村匠海くん。しかしそのあと「怖いんだよ…ほんとはカワイイくせに。あっ…」思わず”くせに”ポイントを献上してしまいました、うかつなり。

病院からもどった真空を村のみんなが待っていて集まってパーティ。もう雪乃もすっかり笑顔で「なーんかね分かっちゃった、友だちだから。まっ昨日今日のなんだけどねっ」村のみんなを信頼できるからこそ言える気の利いたセリフ。そこに2話で入院した次郎が戻ってきて「俺の退院パーティ?」と勘違いしたところに雪乃から「誰?」と言われ秀逸なオチがついたところで3話終了。

次回は朔の奥さん(佐々木希)が登場するようで、こちらもたのしみです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です