ドラマ『天国と地獄』第1話 シリアスな刑事サスペンスとして始まったのに入れ替わってからは……

日曜劇場の新ドラマ「天国と地獄」
主演は綾瀬はるかと高橋一生の二人

男女の中身が入れ替わりモノであり
放送前のCMを見た感じでは見るかどうか迷った
中身の入れ替わりにはどうも期待できない気が
したが日曜劇場はハズレが少ないので
とりあえずは見始めてみようと…。

想像ではコメディタッチなのかと思ってたが
序盤からヒリヒリするような刑事ドラマだった

主役の綾瀬はるか演じる彩子は
化粧っ気もなく一本気で男勝りな女刑事
正義感を振りかざし先輩の刑事にも平気で噛みつく

その先輩役が北村一輝で彩子にはセクハラと呼ばれ
かなり口汚く罵るのだがこれが嫌な感じ

死体は上半身が血まみれで
口にはパチンコ玉が詰め込まれている猟奇殺人
かなり凄惨な死体が出てきて驚く

その犯人役が高橋一生の演じる会社社長の日高で
なぜそんな犯行に及んだのかはまったくの謎!

と、前半の30分を見て
ここまで重々しいサスペンスとは思っていなかったので
予想に反しおもしろかった。

ところが…
彩子が証拠を見つけ日高に独断で自首を迫りにいく
(ガサ入れの前日に勝手に容疑者と話すとか相当やばいことやってる…)
歩道橋の上で話し合っていた2人はもみ合ってるいるうちに
何と!”階段から転げ落ちる”のである
令和になっても階段落ちとかありきたりな方法で男女の中身が入れ替わるとか
もうこの時点で笑ってしまった。

病院で目が覚めた二人はそれぞれ体が相手と入れ替わってることを確認
日高は犯行が露見する直前に刑事になれてラッキーと
一方の彩子は殺人事件の容疑者として生きる羽目に
というか2人とも入れ替わったまま普通に生活するのか
めちゃくちゃになりそうだが。

1話を見て率直に思たのが入れ替わる必要あったのか?ってこと
普通のサスペンスとして見たかったような気もした

それは主演のお二人の演技がすばらしいこともある
特に綾瀬はるか
CMとか見てるとドラマの演技とか大丈夫?と思うが
なかなかどうして役に入るとスイッチが入るタイプのようで
勝気な女刑事をみごとに演じている
女っぽさが無いのも恐らく人格が替わって
急に色気が出てくるといういい前フリになってる

高橋一生のほうもサイコパスな役どころで
あのちょっと薄気味悪い表情や笑顔が
よりサイコっぽさを出していたと思う

だがしかし中身が女になることで
高橋一生は声のトーンを上げて演技することになり
見てる方にはどうにも違和感…
やはり高橋一生の表現力はあの低ーい地声があってこそかな、と

しぐさとか表情もかなり女っぽくはあるのだが
それでも見てる側ががんばって”今入れ替わってる”
脳内で補正を入れてあげないとただのオカマに見えてしまう…。

2話以降はおもしろくなっていくことを期待はしたいが
殺人事件のシリアスさと現実感
中身の入れ替わりというコメディー感とファンタジーさ
このドラマをどう見るべきなのか
視聴者の見方が定まるのか?という
一抹の不安もあるといえばあるのである。

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