おっさんずラブ-in the sky-
第話 : 11月 23日
放送日 : 土曜 夜11:15
出演者 : 田中圭 吉田鋼太郎 千葉雄大 戸次重幸 佐津川愛美
前回、雨の中で成瀬を強く抱きしめた春田とそれを目撃したしのさん。さらに四宮は緋夏ちゃんに自分の本当の気持ち「春田のことが好きだ…」と打ち明けてしまう…。
ギョーザ作り中のしのさん。ついそのことを思い出してしまい心はここにあらず…。で、春田が来て
話しかけられただけでギョーザを蒸すためのお湯が
ジョボジョボジョボー………
「おぉ!今日は水ギョーザですかぁ?」
「やめてくれ!! 今日は焼きギョーザだよ……」
思わず体を寄せてきた春田を払いのけるしのさん…。
一方で黒澤家では…
キャプテンが娘の緋夏を詰問。
「春田君のこと、好きなのか?好きなんだな?好きなんだろ?好きなん…」
「好きだよっ!!」
「何でこんなこと先にお父さんに言わなきゃなんないのよ! バカー!」
娘の想いをはっきり知った黒澤は、娘の幸せのために春田をあきらめることを決意するのだった。
H・S(春田創一)のことを陰から見ながら何とか必死に嫌いになろうと努力する黒澤。だが春田に四宮の誕生会に誘われると「考えとく…」と一言。
春田が去った後
「嫌いになんか なれるわけないじゃないか…」
とやはり自分には嘘はつけない模様だ…。
春田は機内販売の業績を伸ばそうと、屋上でひとり接客の練習。そんな春田に声をかけてきた成瀬。
「ありがとうございました!」
「あの時、あなたに会ってなかったら、病院には行ってなかったと思います…」
不器用にもお礼を言う成瀬。
成瀬の父親は愛人と借金を作り家を出て、戻ってきてからは金をせびりに来るクズだったが、それでも会わなければ後悔していたと話す。
翌日は、しのさんの誕生会。
なんだかんだ黒澤キャプテンも成瀬もちゃんと来ている
緋夏ちゃんは急な仕事で来れなかったため、男5人での誕生会だが道端くんが前話に続き「プレゼントを忘れてしまいましてー!」で急きょ帰宅。
何だこの整備士としてはがんばってる感じなのに道端くんのプライベートでのポンコツぶりは!
しかし、男4人になってから暗雲が…。
そう!しのさんと親しげに話す春田を見て、あきらめたはずの黒澤に嫉妬の炎が…
心の声がミニ黒澤となって現れる
『確かに私は春田から身を引くと決意した。だがそれは、春田と娘が結ばれることが前提だ!成瀬や四宮にアーッ! 取られるなら話は別だ』
そしておもむろに卓球のラケットを手に取り
「じゃあそろそろ決着を付けようじゃないか」
「ただいまより 四宮くんのバースデーを
記念して 黒澤杯 卓球大会をとり行う(キリ) 」
と堂々の開会宣言のあと、これにより数々の疑問を解決すると宣言。
「まず なぁるせぇ!」
とおもむろにサーブして激しいラリーの応酬が!
「あのキスは何だったんだぁ 春田にしたキスだよ」
「本当にあれは何の意味もない…」
「何の意味もないわけない サァー!」
渾身のスーパースマッシュで成瀬を粉砕!
「次!しのみやぁ」
「君 は もっと 自分 に 正直に なった 方が いい ッサー」
しかし表情を変えずに棒立ちのまま打ち返すしのさん。
あくまでも自分を抑え込もうとする四宮に黒澤キャプテンが次々ボールを打ち続けしまいにはカゴやラケットまでぶん投げる。
暴走するキャプテンを止める春田。
「さっきから何の話なんですかぁぁー」
この春田のあまりの鈍さに反応したのが成瀬。
「あんたの話だよぉぉぉ!」
あの成瀬がまさかの大ジャンプから強烈スマッシュ
ここで打ち手は黒澤から春田にチェンジ!
「春田には関係ない話だ気にするな」と打ち返すしのさんだが、成瀬が参戦。
「デッサン見りゃ分かるだろうがぁぁぁ」
「えっ…あれはただの趣味って…」
「バカぁ!好きってことだよ!」
「え、え、キャプテンこれってどういうことですか?」
「おれも 好きサー」
「嫌いになんかなれないサー 好きサー」
なぜか至近距離の卓球のボールを打ってぶつけまくる黒澤。それを止めようとする四宮と成瀬だが
「春田が好きサー」連呼してボールを打ちまくり。止めに入った四宮や成瀬を直接ラケットで殴る暴挙に出てもう手の付けられない大暴れ!!
と、ひとしきり騒いだ後で
「みんなの気持ちはよく分かった。これでキズナもより深まったと思う」と無理やりなまとめに入り、黒澤杯卓球大会は閉幕した。
この卓球大会のシーンは久々におっさんずラブで爆笑!in the skyでは初めての大笑いだったかも。
それぞれの役者のキャラが振り切れていて、意外な形でそれぞれの気持ちを互いが知ることになりスッキリした感もあったな。
お開きのあと、キャプテンを追いかけた春田。
こんなおっさんに好きになられてすまないとまともなトーンで話す黒澤。春田もすまなく思いながらも気持ちは受けられないことを伝えそれは分かってもらえた。
春田のことは好きになるのはやめる。だがもう少しだけ時間が欲しいと泣きながらの訴え。
あんなわちゃわちゃしたギャグシーンのあとなのにちょっと切ない…。
そして今度はしのさんの所にも確かめに行くが…
「ばーか、誰がお前なんか…
あいつの冗談に決まってるだろ」
緋夏ちゃんを大事にしろとあくまで春田の前では自分の気持ちを出そうとしない四宮である。
フライト後の黒澤と成瀬。
成瀬がオイル漏れに気づくが、初号機は明日のラストフライトを控えており整備が間に合わなければ大事なフライトができなくなる危機を向かえる。
遅くまでオイル漏れの原因を特定しようと点検作業を続ける四宮と整備スタッフたち。
ラストフライトまではあと5時間…。
そこに成瀬が陣中見舞いでやってきて差し入れのおにぎり
よろこぶ四宮だがあることに気付く
「んえっ?何で全部おかかなんだよ?ふつう違う味を買うだろ」「人に買うの…初めてだったんで…」「お前かわいいな、そうかそうか」
意外と男からは嫌われない成瀬。
しのさんからもカワイイ言われて2人の関係も案外悪くなさそうではあるが…。
修理の合間に立ち話する2人。
「あの人のこと、何で好きだって直接言わないんですか?」
「今のままでいんだよ!俺なんかに好かれてもあいつも迷惑だよ」
「でもずっとそれじゃ満たされないままですね」
「俺には幸せになる資格なんてないんだよ」
「意味わかんないですね」
「お前はどうなんだよ」
「卓球のしてる時、みんながうらやましかったです。俺はみんなみたいに本気で誰かを好きになったことなんて1度もないから…」
と、互いに意味深な会話。成瀬はまだ男も女も本当に好きなったことはないのか。てっきり本命はいるのかと思ってたが。
成瀬の機転で何とかオイル漏れの箇所を特定。
そこに春田も心配し駆けつけるがそこで見たものは
この2人の寝姿
春田は呆けたまま声をかけることもできずただ見ていることしかできない。何だ…この反応は?どっちへの感情なんだ。
屋上に来た緋夏としのさん。
「しのさん、はるちゃんのこと好きなんですね」
「あぁ……」
「わたしも……です」
しのさんの気持ちには驚いたけど、自分は付き合ってるわけでもないので裏切られたわけじゃない。だからこれからも仲良くしたい、と
「わたしたち ライバルですね!」
と無理やり握手させる。
おっさんずラブ-in the sky- 主題歌「 願い 」sukima
いつも古墳の本を読んでた成瀬と、古墳の展覧会に行こうとチケットを持って誘うとした春田。
だが寮に帰ると成瀬はちょうど四宮と2人で話しているところで、よろしく頼むぜ未来の機長さん!と頭をなでなでされている。
そこを目撃してしまった春田が
この表情…
どうした…? なんか ムカ ついた?
知らないうちに成瀬のことを好きになってしまっていたのか…?今の段階では確かな恋愛感情ではないのかもしれないが、とにかく春田の感情に変化が出たのは間違いない!
ここで終わりかと思いきや最後にもうワンシーン
空港の職員がいるスペースになぜか子供が、
春田が話しかけると「お父さん いますか…」
「名前は?」
「しのみや…四宮 要」
えーっ!?しのさん、まさかの子持ちか?驚いた…
4話になってだんだんおっさんずラブらしくなってきた気がする。今回は航空会社だけに、1話2話という長めの助走があって3話4話と一気に加速してきた感じだ。
次週の予告で春田と成瀬のキスシーンがあったので5話からはついにTake Off ってことで間違いない!!
それでは次週もお楽しみに!