まだ結婚できない男
第6話 : 11月12日「見た目で判断して悪いか!!」
放送日 : 毎週火曜 夜9:00
出演者 : 阿部寛 吉田羊 深川麻衣 稲森いずみ 塚本高史 磯村勇斗
『 ついにやったな 英治! 』
やっくんのブログの中に、やっくんの腕時計が写っているのを英治が発見!ジムの薬丸さんがこれと同じ時計をしていれば、それが証拠になるだろう、と。
ジムに来た桑野は更衣室のロッカーで薬丸をちら見。腕時計はブログにあった青色の時計に見える。
うしろから近づき時計を撮影する桑野。気付かれるも何とかごまかしてその場をやり過したす。
一方、デート中の英治。
桜子から付き合ってることは桑野に隠してるが、明日打ち明けてほしいと迫られる。
そんな時、桑野から時計の写真が送られてきて
英治は「間違いないです!」とメッセージ送る。
英治の連絡で薬丸がやっくんだと確信した桑野。
サウナで二人きりになった時に薬丸へと迫っていく。
「ぼくと2人きりで サウナにいるのは どんな気持ちですか?」
思わず逃げ出する薬丸だが桑野は逃がさない!
「逃げるんですか?
逃げることないでしょ!
あんな俺に関心があるのにぃ!」
必死の思いで逃げだした薬丸はデカいゴミ箱の中に隠れて何とか桑野をやり過ごした。
マンションに帰ると入り口の前で待っている亮介を発見。見つからないよう入ろうとするが自動ドアの音で気づかれて、話があると一緒に近くのベンチへ…。
亮介はまどか姉がおばに意地を張っているのがどうも見てられない、それで桑野からも話してほしいと頼むが、あいにく僕と彼女はそりが合わないとお断り。
「いや 桑野さんなら説得してもらえる気がするんですよ」
「僕に彼女に長野に帰れと説得しろと言うんですか?」
「まどか姉が自分と向き合って納得のいく結論を出せるように話してもらませんか?」
そんなのは各々が自己責任でやることだ
と、スマホを打ち始め…
「彼女にメールを打ちます。
自分と向き合って納得のいく結論を
出せと、いとこの青年が言ってると…」
「やめてくださいよ…!」
桑野を説得できずに亮介は立ち去っていくのだった…。
翌日、弁護士まどかから電話で用件は何と!
「 やっくんの正体がわかりました 」
開示請求がついに通ったようでまどかから渡された書類に書かれていた名前は…
” 大和 貴史 “
「誰だこれ?!」
まったく見覚えのない名前に困惑する桑野にまどかは「とにかくジムにいる薬丸という人は無関係です」
やっぱり!あれだけのことをやっておいて薬丸はやっくんではなかったか!!
…と、その時の事務所の電話がなる。
その相手はなんと ” 大和貴史 “から…。
で、本人が事務所に来ちゃった…。
やっくんこと大和貴史はもともとは桑野のファンだったらしい。で、…桑野に憧れ建築家になりたいと思ったが、大学には落ちるし就職しても給料安くて彼女もできなくて、やっとできた彼女はあまり可愛くないし浮気されるし浮気あいての名前がしんすけで……
と愚痴を一通り聞かされ…要するに逆恨みしただけで、もうしないと誓約書も書かせたので桑野も許し解決となった。
が、もう一つ桑野には解決すべき事案が…。
そう、薬丸さんにやっくんだと疑いをかけて迫ったことを謝罪しなければいけないのだ。
最初は勘違いし桑野に恐怖を抱いた薬丸に逃げられるが、なんとか追いつき訳をちゃんと話して「そういうことだったんですか」と分かってもらえた。
それだけじゃなく、僕もブログやってるんですよ、よかったら見てくださいね、と。
自宅に帰って検索してみると
めっちゃよさそうなブログ書いてる!
『 一 人 で 楽 し む 都 会 生 活 』
ビルの隙間から見える富士山は格別、などのエントリーがあり桑野もこれには「達人だ」と感心する。
ブログの件が解決し、事務所を訪れた桑野。
この前はちゃんとやってくれないみたいに言ってすいませんでした、と言いつつも一言…
「しかし 人ってのは見かけによりませんよね」
「そういう問題でしょうか…
あなたが人との関わりを避けるから結果的に上辺しか見ないんじゃないですか。だから本当のことが見えないんです」
しかし、まどかは私も人のことは言えない…「わたしも母に謝ろうかな」とぽろり…。
「そのうち電話してみます」
「今したらどうですか?」
「えっ?」
「そのうちとか言って、絶対しないでしょ」
「…しませんね」
ここから桑野が怒涛の反撃
『仕事をいくらちゃんとやっても、そういうことだから人間関係が充実しないんじゃないですか。いつまでたっても結婚相手が見つからないのも、きっとそういうことが原因なんでしょう。
ちょっといいなと思った相手がいたとしても、そのうち連絡しようと思ってそのままになる。まぁ怖いという心理が働くんでしょうが、それは脳科学的にいうとそれは……』
とここまで言ったところでまどかがブチギレ
「すればいんでしょ!すれば!!」
で、その場で母親に電話。今は弁護士の仕事が楽しいから当分はこっちでがんばってみる、とけんか腰ながらも何とか伝えることできた。
まどかからは、「ありがとうございましたおかげで電話できました」と言われ亮介にも「桑野さんありがとうございました」と礼を言われまどか姉のことよろしくお願いしますとも。
今回は桑野のブログの件、まどかの母親との件がともに解決し、この2人もけんかをしながらであるがいろいろなことを話し心の距離は近づいているようにも見える回であった。
となると今度は有希江さん、それに早紀との進展も何かあるのか気になるところではある。あと、薬丸さんの出番がまだあるのかどうかも…。
では次回もおたのしみに!