まだ結婚できない男
第6話 : 11月12日「見た目で判断して悪いか!!」
放送日 : 毎週火曜 夜9:00
出演者 : 阿部寛 吉田羊 深川麻衣 稲森いずみ 塚本高史 磯村勇斗
久しぶりにブログを更新したやっくん。
ブログの内容をチェックする桑野の傍らには一冊の本が。
これ、金田の本
農業で億万長者になる方法
前はたしか田舎暮らしでわかった100のことっていう本を書いていたし、田舎で農業をやって成功したのだろうか?残りの回での金田の情報も気になるところ。
さて桑野はまどかの事務所へ。
やっくんのブログが検索順位1位にならないようせっつきにいく。
もう少し待ってみては、というまどかに対して桑野は同じジムに薬丸というブログを書いている男が犯人の可能性があるから、何としても証拠をあげると息巻く。
そこにまどかのいとこの矢野亮介(磯村勇斗)が登場。
忙しいから事務所を手伝いに来ているらしい。
桑野は有希江のカフェへ行くがここにも亮介が来て絡んでくるので、一人でいたい桑野は適当な返事だけして席を移動してしまう。
その様子を見て亮介は有希江にまどかと桑野の関係や桑野の人柄について聞く。
何でもまどかの事務所を手伝うのは建前で、伯母(まどかの母)からまどかが付き合ってるような人がいないか確かめろと密命を受けてきていた。
まどかの母も弁護士で事務所を経営しているが、最近体調がおもわしくないためまどかに帰ってきてもらい事務所を継いでほしいのだとか。
話を聞いていた桑野はまどかの男について
「東京にはいませんが…鎌倉にゴッツイのがいますよ」
驚き誤解しかける亮介だが、有希江がそっと大仏のことだと教えてやるのだった…。
まだ結婚できない男 主題歌「まだスイミー」持田香織
エプロン姿で何やら料理をしている桑野。
なんとそれは北京ダック!それも2羽
で、途中でチャイムがなり出てみるとお隣の早紀が。
女子会してお惣菜が余ったのでよかったら…ということだが、桑野は案の定「残飯処理ですか?」とムカつくひと言…。
早紀の部屋で3人女子会をしてまどかと母親の関係についての話をしていたところで、今度は桑野が来てお返しにと北京ダックを持ってきた。
僕が切り分けますから、とずかずか中に入る桑野はいきなり
「女子会ですか?」「女子会です」
「女子と言えない年齢の女たちが集う謎の集会かぁ」
と余計なひと言。
会話を続けてという桑野、どうせ桑野さんの前で母との関係のことを話しても皮肉を言われるだけというまどか。
しかしナーバスな話題にずけずけと口を出し続ける桑野はもう止まらない。
『あぁ、お母さんが立派過ぎて劣等感があるんじゃないですか?』
『きっと大仏好きなのもそういうことですよ。大仏に優しい母の母性を求めるんですよ』
まどかが大仏の体内にいつも入っていると言うと…
『やっぱりそうか…あなたにとって母親の代わりに胎内回帰願望を満たしてくれるのは大仏なんですよ、大仏は文句も言わずに受け入れてくれますからね、オゥホホホホホ 』
『鎌倉大仏の体内拝観料は20円。安上がりな逃げ道だなぁ』
有希江と早紀がごまかそうとするが時すでに遅し…。
まどかは立ち上がり「わたし帰ります!」
有希江が桑野に「謝ったほうがいいですよ」と言うも当の桑野はというと「何を?」と聞き返す始末…。
そういえば前作でも “女子会” “残飯処理” “桑野の言葉に怒って帰る”という全く同じパターンがあったなぁ。あんときはたしか「車庫の中にずっと入ってたから錆びついてるんじゃ」みたいなことを言ったはず。
後日、有希江のカフェで一緒になったまどかと桑野。
桑野は意外にも即座にまどかに謝罪。まどかも水に流すと言い一応の和解になった。
だが亮介の母とのことを話そうとしに来たが、桑野がいるためできないという。
「僕のことを石かなんかだと思えばいいじゃないですか!」
「人が不愉快になるつっこみをいれる石がありますか!」
この辺のセリフまわしはほんとおもしろい!
で、まどかの話を要約すると…
子どもの頃からずっと母親の言いなりだった。それで勉強して大学に入って弁護士にもなれた。だけどずっと疑問に思っていた、このままずっと母の言いなりでいいのか、と…。
ある時、母親から結婚を薦められた。相手も弁護士でいい縁談だったけど、このまま母の言いなりになったら一生母から逃れられないと思い反抗した。
自分で結婚相手も見つけたがその人が詐欺で逮捕され、まどかが弁護して執行猶予は勝ち取ったがその人とはそれっきりに…。
東京に出たきっかけは些細なこと。
「冷蔵庫に置いてあった私のプリンを母が勝手に食べて大ゲンカになって」
なるほど、それで母とは気まずいままだと…。
亮介が言うにはまどかの母の事務所は顧問先もけっこうあって安定してると言う。それを聞いて桑野が我慢しきれずごにょ ごにょ…
気になるまどかにハッキリ言ってください!と言われて
「いい話じゃないですか!東京に居ても仕事は上手くいかず結婚もできず。でも長野に帰れば仕事はあるしお母さんの力でお見合い相手でも何でも力づくで探しだして、どんな形でも結婚成立までもっていってくれますよ!現状なんかよりはとてもいいと思いますよ」
「わたしの現状はそんなに悪いですか」
「まどかさんも悩んでるんだから、もっと思いやりのある言い方ないんですか」
「じゃあ言い方を変えましょう!」
「けっこうです!」
今日の桑野さんは飛ばすなぁ…。
このあと、まどかは有希江と亮介とラーメン屋へ。
そこで有希江に「桑野さんて何であぁなんでしょう」と言われると
「んーん、実は桑野さんが正しいのかも。正しいから腹が立つのよ…」と、自分を客観的に見つつ桑野の発言の正しさについても認めていた?
あらすじチェック後半戦につづく!