4分間のマリーゴールド
第4話 : 11月 1日
放送日 : 金曜 夜10:00
出演者 : 福士蒼汰 菜々緒 桐谷健太 横浜流星 佐藤隆太
帰ってきたみこと。
沙羅にお兄ちゃんに何て言われたの?と聞かれ、俺が姉さんを好きなら廉兄は家族をやめると言われたことを正直に話す。
家族がギクシャクしている原因を誰からも聞かせてもらえない藍。なんか可哀相。
話してくれるまで食事は作らないからとボイコットを始める。
病室を訪れたみこと。しかし梓のベッドは空で屋上へ行ったと教えられる。
すると一人で娘の写真を見ていた梓。娘とはもう8年も会っていないという…。
一人でも生きていけるよう厳しく育てたため押しつけが過ぎたのかもと振り返る梓。娘は大学に入ってすぐに梓に対して「満足した?」と言ってきたという。結局満足していたのは自分だったと気づかされたんです、と。
これを機会と考えて娘さんと連絡をとってみてはどうかと提案するみことは、娘さんのことを想ってしたことに変わりないと勇気づけるも、梓は…
「あの娘にわたしは必要ありません…
家族が…家族じゃなくなるなんて……一瞬です」
と、さびしいセリフ。
仕事中に先輩から悩みがあると見抜かれた廉。
「押し付けりゃいいんだよ!お前、家長だろ。胸張れ」そう言われ気持ちを入れ直す。
しかし、帰ってスペシャルな野菜炒めで夕食作りをするもご飯のスイッチを入れ忘れていて、どうも上手くいかない。そんな様子を沙羅も少し不安な様子で見ている。
みことと沙羅はまたいつもの灯台で。
子どもの頃、廉兄が怖くってと会ったばかりのころを思い出す。
いつの間に丸くなったんだろう…って言ってるけどあれで丸くなった方なのか。
父さんが死んだあと何も考えられなくて、そしたら学校の帰りに廉兄が待ってて、バイクで海とかぐるっと回って帰る。廉兄スピード出すから怖くて。
でもそれがしばらく続いて、気が付いたら廉兄もバイクも怖くなくなってた。そうやって廉兄は俺を家族にしてくれた
「廉兄がいたから、俺は家族になれた…」
場面は変わり病室でいよいよ手術になる梓。
しかしみことにだけ本当はすこし怖いです、やっぱり1人じゃ不安ですと本音を覗かせる。
歩み寄り梓の手を握るみこと。そして手のひらを合わせると…
するとそこで視えたのは、ずっと先のことのような80歳くらいになっている梓。そして傍らにいる娘からは手を握られ「お母さん、ありがとう」と言葉をかけられている。
それを見たみことは、もう一度娘さんに連絡をしてみるよう勧める。
手術を開始する直前。駆け込んでくる一人の女性。
彼女は二条梓の娘で今朝メールが届き心配で駆けつけてきたという。
そして「母を助けてください。お願いします」とみことに涙ながらに訴え頭を下げる。
4分間のマリーゴールド 主題歌「#302」平井堅
『誰かと関わること、それは…
その人を愛するすべての人の気持ちを
背負うことなのかもしれない』
みことは沙羅を愛するなら、その家族である廉の気持ちも背負っていかなければならない、と決意したのだろう。
梓が手術をきっかけに家族の絆が戻ったのを見たみことは
「家族が家族じゃなくなるなんて…一瞬でそうなるなんて、嘘だった」
このまま廉兄たちとの家族の絆を失っちゃいけないと
「俺は廉兄を…家族をあきらめない」
みことは廉を説得するために灯台へ呼び出し話し合いへと赴く。
あくまでも沙羅のことはあきらめないというみこと。
周りからとやかく言われることも分かっていると。廉兄の言ってることも全部分かっているという。だがそれを聞いた上での廉のひと言は
「出ていけ!」
立ち去ろうとする廉にみことが「それじゃだめなんだよ」食い下がる。
「もめてる場合じゃないんだ!
このままじゃ、絶対に後悔する!
もう時間を無駄にはできないんだよ」
おい…みこと、何を言い出すんだ、まさか……
「来年の9月30日誕生日に……沙羅は死ぬ」
えーっ今ここでこのタイミングでそれを言うのか?びっくり…
廉ならすぐに「あ?お前、何言ってんだ?」って言いそうだけどあまりのことに何も言えなかったのか。
沙羅が死ぬってことをみことはもっと一人で抱えて悩むのかと思ったけど意外と早くに家族には洩らしました。まぁこれではみことの沙羅の関係のことが解決できたわけじゃないし、そのことを藍にはどう説明するのかな。
といろいろ気になるひきで4話は終わるのでした…。
では次回もおたのしみに!