〖ドラマ | グランメゾン東京〗第2話「ナスのプレッセ」感想とかあらすじとか…。

グランメゾン東京
第2話 : 10月27日
放送日 : 毎週日曜 夜9時
出演者 : 木村拓哉 鈴木京香 沢村一樹 尾上菊之助

ドラマ 「グランメゾン東京」第2話も視聴率もなかなか良かったようで面白いです。

まあ面白いのは当たり前というか、きっちりと日曜劇場のフォーマットにキムタクドラマのメソッドを合わせているドラマと言えましょう。

日曜劇場と言えば登場人物たちに試練や困難が与えられこれをどう超えるかが見所になるものが多い。たとえば下町ロケットなんかでは、この困難に対し愚直に努力をし続けてその真摯な姿勢が周りの人をも動かす!というものだが、これがキムタク版になると素行や態度が悪く周囲カからの信頼を得られないがこれを実力を用いて結果で黙らせる、というプロットに変わる。

 

そして与えられる試練の定番と言えば、資金繰りに苦しむというところだけど、このドラマもまさに第2話からその困難に直面するわけだ。
どこからも融資を断られた京野(沢村一樹)が頼るのが銀行員役の春風亭昇太であり、これもまた下町ロケットの序盤のパターンと全く同じ。

まぁ役名も銀行名も違う全くの別人ではあったが、資金に困って銀行員の昇太が出てくるというのはどうしても下町ロケットを思い出した。

ただここからが主演キムタクのドラマ。尾花夏樹は何度もお願いしますお願いしますと頭を下げたりはしない。その代り、偶然を装いラーメン屋でこの銀行員に仕掛け料理を食べてもらうように仕向ける。
つまりは自分の実力、料理の味それだけで扉を開こうとするのだ。

 

しかしテンプレ通りのドラマは期待を裏切らない反面、飽きられやすいとも言える。
このドラマではそうさせないようキムタク演じる尾花夏樹が実力を示す過程で、人知れず自分を変えるための努力をさせている。

尾花夏樹は3年前の事件で干されてからも変わらず天才シェフのまま、ではなく…そのブランクの間に料理界から置いてきぼりにされている。実際、負かすつもりで相沢(及川光博)に仕掛けた即興の料理勝負ではあっけなく惨敗した。

新しく開くレストランでは高級食材を使わないようにして原価を下げなければいけないし、東京で星を取るなら日本人に合ったフランス料理を考えなければいけない。

絶対に自分の考えを変えないし他人の意見も聞かないとかつての同僚たちから評される尾花夏樹が本気で星を狙うためには自分を変えなければならないと感じ始め、メニュー作りにも一から試行錯誤を繰り返す。

そして融資がかかった一品には相沢のアイディアを活かした料理で勝負に出た。

 

こうして結果的には尾花夏樹の料理が人の心を動かしていくことになるが、そこにはただ単に才能に頼った結果なのではなく、料理に対してのひたむきな姿勢それが人の心に届くという物語になっている。

それにもう一つまだ見た目はかっこいいキムタクだがそこばかりにフィーチャーしない、むしろ鈴木京香とおばさん・おっさんと呼び合うドラマにしている。
それがただ登場人物をキラキラ☆した人物に見せようとするドラマなんかよりはずっといい。

 

しいて言えば、倫子(鈴木京香)が思い切った行動をとった後で必ず、夏樹は私がこうすると分かった上でやったんじゃないかと考えるのだが、後先考えずに官僚を殴ってしまう短絡的な人間なのか、周りの人間を思い通りにたらしこんでいく計算高い人間なのかは、どっちかにしてほしいような気もする。

主演の木村拓哉のほかの出演者たちもみんな今のところは良さげだし、おそらくこのまま最終回まで安定飛行を続けるんじゃないかと思う。まぁその分、変わりばえはあまりないので大ヒットってこともなさそうではあるけど…。

 

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