〖映画 | マスカレードホテル〗事件が進むにつれて事態は二転三転!最後まで目が離せない!

マスカレードホテル
公開日 : 2019年 1月
出演者 : 木村拓哉 長澤まさみ 小日向文世 

おもしろかったですね。マスカレードホテル
実に東野圭吾らしい内容だったというか、ホテルで起きる一つの事件の中に様々な人間模様が入り込んでくる。そしてその登場人物のエピソードから、連続予告殺人の解決のためのヒントを得る。それに途中の伏線もうまく真相に結び付けられていた。

そして見逃せないのは刑事新田を演じた木村拓哉の円熟味!
正直昔のイメージがあったのであまり演技には期待してなかったけど、始まってすぐに(あれ?演技上手くなってる?)と思わされた。演技力そのものよりおそらく40代も半ばになり、人間味が増したのではないかと…。
若いころは何を演じてもクールで表情のない現実にはいそうもない木村拓哉そのものって感じだったけど、今はいい意味で演じ方が妙に人間くさい。昔ほどは視聴率は取れてないのかもしれないけど、俳優としては今が円熟期なのかもしれないね。

もう一人の主演長澤まさみもホテルのフロント係を演じてたけど、特に姿勢やお辞儀のしかたがとてもきれいだった。きちんとしたホテルマンに見えるようそこは相当練習をしたのではなかろうか。

 

欠点と言えそうなのは…
序盤から木村拓哉と長澤まさみがお互いに邪魔な存在であり過ぎるため両者ともいちいちうざったらしくそれが少々イラッとする。そしてホテルの客の一人を演じた生瀬勝久も演技とは分かっていてもあまりに意地悪の度が過ぎていて「何なんだよ!こいつは!」とつい感情的にさせられた。
その辺の前半からのもやもやは後半に物語がどんどん動くにつれスっきりしていくので、案外カタルシスが大きかったかもしれない。

もう一つは殺人事件が3件続けて起きていて、ホテルで殺人が起これば4件目の連続殺人となるわけだが、その辺の事件の関連性がやや複雑で事件の関係者の説明の時間も短いので頭の中を整理するのが大変。
ただこれも真相が明らかになっていくにつれ事件の全体像が一本化されていくので問題なし。

それから真犯人が何でこんなややこしい事件を起こしたのかってこと。
事件の真相から見るとそこまでする必要はなかったようにも思えるが、そこは劇中で渡部篤郎が「頭のいい犯人だ」と言っててそれに木村拓哉が「おそらく○○と△△を殺しても警察は二人の事件を結びつけて捜査しなかったでしょう」と。
で、さらに渡部篤郎が「頭がよかったためにかえってそれがあだになった訳だな」みたいなことを言います。
このように真犯人の偽装工作がややこし過ぎることについては、劇中の登場人物が一応フォローしています。

 

マスカレードホテルは東野圭吾らしさが詰まった2時間で、特に終盤に物語が加速してからの意外な犯人、意外な殺人のターゲット、意外な犯行動機が明らかになっていく展開は見応えが十分。きっと見て損はないと思いますよ!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です