映画 〖ランボー 怒りの脱出〗説明不要!エンタメ要素のつまった80年代を代表するアクション映画である!

ランボー/怒りの脱出
公開日 : 1985年
主 演  : シルヴェスタ・スタローン

1982年の〖ランボー〗(原題:First Blood)の続編として作られたスタローン主演のアクション映画。「1」と比べると戦闘シーンが増えてより派手になり、戦争の哀しみとか無意味さとか帰還兵の苦しみといった要素は控えめ。

エイリアンもそうだったが成功した1の続編を作るとき、ハリウッドって戦闘シーンもっと多くしてド派手にして敵も大量にしよう!という思考がはたらくようで…。まぁそれでもヒット作になるんだからアメリカ人の好みは合ってるということなのね。(日本映画が地味すぎというか静かすぎかな…?)

 

この映画もロッキーなどと同じようにスタローンが脚本を手掛けているが、単純明快なエンターテイメント性の高い映画脚本はお手の物で、アクション活劇のお手本のようなシナリオとなっている。

とにかく見ている側を魅了する演出が盛りだくさんで、言うなれば“映画的表現”がふんだんに使われているからこそ、アクションがストーリーがダイレクトに伝わってくるのだ。
とくに80年代を代表する映画には同じようにエンタメ性の高い名作が多く、「ET」「インディジョーンズ」「バックトゥザフューチャー」「ターミネーター」「ロボコップ」「ダイハード」「トップガン」といったぐあいで、まだCG技術がそこまで進んでいないが撮影やシナリオの工夫で観る者を飽きさせない作品ばかり。

 

もちろん映像技術が進めばそれだけリアルな映画が撮れるようになるが、よりリアルな映画=おもしろい映画 であるとは限らない。これが大事な点!
むしろ映像のリアルさで劣っても“映画的表現”という分かりやすさでより観客を魅了することもできるのだと思う。

たとえば、漫画には“漫画的表現”というものがある。頭を殴るとたんこぶがポコッと出たり、いいことを思いついたら電球がついたり、喧嘩をしたらけむりの中に手や足だけがあったり、そういうものだ。
こういうシーンをより現実的にリアルに写実的に描いたからといって、この作品がおもしろくなるとは限らない。

TVゲームの世界は同じ。あのスパーマリオだって企画会議で「キノコ取ったら大きくなるっておかしくないッスか?」などとやっていたら、あのヒットはなかったろう。
おもしろいものは理屈として合っているかどうか関係なくおもしろいってことだ。

これはランボー怒りの脱出にも言えることで、何であの距離でガトリングを乱射してるのに撃ち落せないのだ、と思いつつも映画の中にストーリーに引き込まれている分おもしろさが勝つ!

ただ戦争ものである以上敵は同じ人間。捕虜への拷問をしているとはいえ明確な悪とは言い難い部分もある。それなのに敵兵士をばったばったと殺しまくるのは、親が見せたくないと思うだろうし今の時代には合わなくなってきている可能性もある。

だからそういう意味では2020年以降、このランボーのような作品はもう出てこないのかもしれないなあ…。

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