とわ子(松たか子)を一人暮らしを始めていた。
かごめ(市川実日子)の死から1年が経ち、高校に進学した娘の唄(豊嶋花)は、学校に近いおじいちゃんの旺介(岩松了)の家に引っ越したからだ。
娘がいない寂しさを抱えつつも、楽しみながら生活するとわ子。
ある日いつもラジオ体操で一緒になる小鳥遊(オダギリジョー)とバスの中で偶然に会い、数式の難問を互いに解き合っていたことからお互いの話をする。
そんな中、とわ子が社長を務める”しろくまハウジング”は、オーナーが株を売却し始めてるとの話を聞く。
もし外資系の利益重視の会社に経営されることになれば、コスト削減のためのリストラなどが行われるかもしれない。
いいものを作りたい、その一心で働いてきた社員たちをどう守ったらいいか、とわ子は経営状態が悪化している中でこれまでの社風を失わぬよう苦心する。
そしていよいよ、しろくまハウジングを買収した”マディソンパートナーズ”の代表と会う日、そこに現れたのはあの日公園で仕事のことや好きなことを語り打ち解けていた小鳥遊だった。しかしかし仕事で会う小鳥遊は別人のようで、とわ子に対し社長の社員へのパワハラ行為があったと迫ってくるのであった…。
第6話 感想
かごめの件から1年。
特にドラマの中では、かごめの死についてはっきりとした形ではふれていないが、それとなく登場人物たちに影響が出ているように描かれている。
まずセクハラ社長の門谷と会いに行った日。
結局、交渉はしていたものの途中でかごめの件での連絡が入り交渉は中断、不戦敗のようなかたちで負債をおうことになったようだ。
そしてとわ子は、会う人にやたらと元気?と聞くようになり、「ちゃんと食べてる?」「ちゃんと寝てる?」「野菜食べてる?」などと健康に気にするようになってた。
これも死因ははっきりとしてないが、突然病死したかごめの件が影響したからなのかなと思った。
まぁ今回はなんといってもオダギリジョーの小鳥遊大史か
敵対的買収を仕掛けてきた会社のトップでありながら、プライベートでは普通に仲良くしようとしてくるその姿勢にさすがのとわ子も困惑。
仕事とプライベートを100%つなげようとする門谷(谷中敦)も困ったもんだが、仕事とプライベートを分けてりゃいいってもんではないっていうね…。
しかし予告では“最後の恋”みたいな煽りを入れてたんで、とわ子の四度目のお相手かなと思ったら、またしても曲者。
谷中敦といいオダギリジョーといい、とわ子の結婚相手かと思った人はみんな会社の敵になってゆく(笑)
この一筋縄ではいかないところが、ドラマ大豆田とわ子と三人の元夫なんでしょう。
慎森(岡田将生)はついにマディソンから会社を守って弁護士としてとわ子を救う日が来るのか?!
次回の見どころはその辺かな