「大豆田とわ子と三人の元夫」第5話あらすじ&感想 とわ子に想い人がバレた八作と交際を申し込んだ最低の社長…4度目は…やっぱないか

第5話 あらすじ

 

とわ子(松たか子)は漫画を描き始めたかごめ(市川美日子)と一緒に資料を撮影するため急遽海へ。

そこで八作(松田龍平)との離婚話になり、離婚の原因が彼に”他に好きな人がいる”とわかったから、と話す
「彼の言わないところが好きになって、言わないところが辛くなった…」

海から帰ると、眠った娘の唄をおんぶしてる八作に会う。
その時にかごめの靴下に穴が開いているのに気づく。

 

とわ子が社長をつとめるしろくまハウジングに大きな仕事が舞い込む。
そこで大手のイベント経営会社で社長をしている門谷(谷中敦)から離婚を三度していると聞かされ、自分もバツ3であることを打ち明ける。

門谷から整体に誘われ、そこでいきなり交際を申し込まれるとわ子。
「結婚を前提にお付き合いしませんか。4度目はあなたがいい」

とわ子がプロポーズされたと聞きつけた元夫の慎森(岡田将生)と鹿太郎(角田晃弘)は揃ってとわ子の結婚を阻止すべくあれやこれや言い始める。
そしてそんな2人を尻目に、八作は誕生日プレゼントとして靴下を二足渡すのだった。

 

門谷との打ち合わせをするとわ子は、仕事中にもプライベートな話を持ち出される。
しかも門谷は3回結婚に失敗したとわ子を”かわいそうな女性”だと言い、自分の離婚は勲章あなたのは傷だとまで言い出す始末。そんな傷を僕は丸ごと受け止める、と自信満々。
だがとわ子は門谷の言葉に憤慨しつつも仕事に支障がない程度に反論するのだが、門谷は手を差し伸べている人間にお説教?と気分を害するのだった。

 

八作の店に行き、門谷社長とのことを話すとわ子。
何その人ひどい!と八作はとわ子は思った以上に怒り出す。

そして話は離婚した時のこととなり、誰かは分からないが八作に他に好きな人がいたと主張するとわ子。
それに対して八作はそんなことはなかった否定。
だがそこでとわ子にかごめから電話がかかってくる。その時の八作の目線などからすべてを察するとわ子。離婚の時に好きだった人も靴下をあげたかった人も同じ人。これまで頑なに否定してきた八作もこれには言葉が出ず…。

 

会社に戻ったとわ子は、社員たちから誕生日パーティを開かれる。
しかしその時に門谷から電話で、予算内に収められないなら契約は打ち切ると突然の連絡。まさにとわ子に自分の申し出を拒否された腹いせとしか思えない行為で、急いで門谷に会いに行くとわ子だったが…。

第5話

大豆田とわ子と三人の元夫は説明するのが難しいドラマ。

 

1話から見てて、あーこういうドラマね!と思っていたところ、4話で急にハンドルを切られて90度直角に曲がったような感じがあった。あれ、そっちの方向?っていうね。

ただ4話がちょっと特殊な回だったのかもしれない。順番的には八作の話だったけど、かごめと俊朗の彼女・早良がメインでそこから八作の過去の恋愛観などが浮かびあがってくる。
なんだかんだ元夫たちが仲よくケンカしてわちゃわちゃしてるのをとわ子が嫌そうな顔で睨んでるのが好きだったから、5話でまたそういう展開にもどってよかった。

 

実はまめ夫の記事を探していて偶然に同じ脚本家が手掛けたドラマ「カルテット」の記事を見た。

「カルテット」 ドラマ通が絶賛も視聴率低迷の3つの理由

1つ目の理由は、「これ」というテーマがつかみにくい作品であること。

記事をざっと読んだがこの理由は「大豆田とわ子」にも当てはまる気がした。
視聴率は初回7.6%で5話が6.2%だ。
ドラマ自体は面白いし、セリフ回しも配役も魅力的だと評判はいいのに数字は上がらない。

まぁ視聴率は元々枠が持ってる数字もあるから、それが即ドラマの評価とはならないと思うけども、あれだけ凝った脚本と音楽でこの数字はやっぱりちょっと寂しいのかな。

 

大豆田とわ子と三人の元夫をどんなドラマか説明する時、3話まではとわ子がいて3人の元夫たちがいる話だよとなる。
しかし4話からは、同じように見えて中心はとわ子と八作とかごめに移っていった。

慎森と鹿太郎にも新しい出会いがあったが、正直ここにはもうどうなるのか?という興味はない。
それはおそらく2人の物語はとわ子と繋がらないところの話だからかもしれない。この2人は元夫だけど、今はただ偶然八作の店にいるっていうだけの人物だ。

それに比べ八作の周囲はやたらと複雑。
離婚した妻と離婚した理由は元妻の親友が好きだったから。好きな人は恋愛しない人。今も好きだけど親友の彼女から言い寄られ困ってる。そしてついに元妻には誰に片思いしていたかばれる。

これ八作は誰かと恋愛に発展する可能性はないだろうし、三角関係といっても終わった恋愛だし離婚してるし、この恋愛のジャンルが何かも分からない。
だったら”仕事に恋に頑張る胸キュン☆ラブストーリーだよ!”っていう方が、まだ「それなら私見るわ」て人がいるような気もする。

 

まぁだからと言ってもっと分かりやすくすればいいとは思わない。
数字に反映されずともこの作風がおもしろいと思って見てる人は確かにいるわけだしね。

 

さて話をとわ子のドラマに戻して。
予告でとわ子がプロポーズされる、何て言ってるからどうなるのかと思ったら、何てひどい社長なんでしょう(笑)

あの男の離婚は勲章で女の離婚は傷、そんな時代錯誤なハラスメント発言の連発はとわ子じゃなくても腹が立つ。
しかも仕事の契約を盾にプライベートなことの交渉を持ち出すとか最低なんだけども、元夫たちとの協力か何かでスカッと解決するような展開を期待したい!

谷中さんは相変わらずカッコいいけど、セリフはなかなか下手でしたね。
それでも後半は慣れてきたのかまだ自然になったし、ニチャっとした喋り方がハラスメントしそうな社長の雰囲気出してたからまぁいいのかな。

 

そして八作の好きな人がかごめだと気づいたとわ子。
それを知ったからといって今さらどうするってこともないんだけど、心中はもやもや…?
それで八作とかごめ双方との関係も変わらないとは思うのだけど、どうなんでしょうかね…。

 

第6話 予告

 


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