「大豆田とわ子と三人の元夫」第4話 あらすじ&感想 あぁ…ちまちました元夫たちの醜い争いが好きだったのに、妙にスケールの大きな話に…

第4話 あらすじ

 

とわ子(松たか子)と30年来の親友のかごめ(市川美日子)。
小学生のころに横断歩道を渡れないかごめをとわ子が助けてからの中で、共同で漫画を描いていたという過去もある。

 

そのかごめが同じマンションに住む指揮者の五条から食事に誘われる。
五条のことを嫌いではないが2人で会うことを面倒くさがるかごめ。とわ子は2人に上手くいってほしいと思い、かごめの背中を押す。

 

五条との食事がすごく楽しかったと帰って来たかごめ。
しかし、五条に会うと約束の食事にはかごめは来なかったと…。

 

喫茶店でプリンを食べているかごめを発見したとわ子。
五条との食事に行かなかったことを問い詰めるも、途中でかごめの親戚が現れ、かごめを連れ去ってゆく。
あとで聞いた話では、かごめが受け継いだ遺産(3億)をすべて寄付してしまい、親戚一同が大変怒ってるという…。

 

いっぽう親友の恋人である早良(石橋静河)から猛烈なアプローチを受ける八作(松田龍平)。
過去にもモテすぎて困ったことがあったのだとか。
早良の浮気を疑う敏郎から3人での食事に誘われてる。なんとか早良に嫌われようとするも、早良は八作の行動を見抜いていて「そんなことでは嫌いにならない」と諦めない。

八作はあなたに興味もないし好きになることもないと早良にはっきり言うのだが、早良は八作の前で敏郎に別れ話を切り出そうとしてしまう…。

第4話 感想

順番的には1番目の夫・八作の回だったが、同時進行でとわ子の親友・かごめの話メインで進行。

これまでは何となくとわ子の家にいるだけで、かごめの素性などは明かされてはいなかったが、まずかごめの過去エピソードに面食らう。

海外旅行した時に誘拐された話にあかちゃんを連れ去って指名手配された話。
網戸がはずれるだとか、日常的で小さな話で来てたから、ここにきて一般市民ならまず経験することはないとんでもエピソードが出てくるとは思わなかった。

遺産の話も3億?
にわかには信じがたい額…。

そのかごめは、人の話を聞いていなかったり、集団行動が苦手だったり、社会人として働けなかったりと、アスペルガーのような特徴が出てるのでまぁそういう人なのかなと…。

かごめを強烈なキャラにしたくての強烈なエピソードなんだろうけど、ここまでエキセントリックな人物だとどうもかごめという人間にはなじめなかった。
かごめが周囲を振り回すさまはハラハラもするが、どうもフラストレーションがたまってしまう。

 

そして八作は予想通り親友の彼女と。
ただ、当の八作は防戦一方。簡単に恋愛に発展してはおもしろくないとは思うが、しかし”ナチュラルにモテてしまう男”設定はどうなんだろうか?

性格の良さでモテるならまだ分かるが、あのいきなり一目惚れされてしまっているような演出。そこまでのモテ具合はちょっと不要だったような気もする。

 

とわ子は女社長。元夫たちも弁護士にカメラマンに飲食店経営。いわばみんなハイクラスだ。
ただそれにも関わらず、とわ子のまわりで器の小ささを見せたり情けないとこを晒したり、そういう残念なところが笑いどころだと思っていた。

それがカメラマンは女優と恋愛に発展?1番目の元夫は天性のモテ男?
人間的にさらなる上級スキルを持ってしまうと、身近に感じるという魅力は消え、やっぱりドラマという非現実世界の人物なんだな…と感じてしまう。

 

面白くなくはないんだけど、今回のかごめの強烈エピソードと八作のモテ設定はドラマの方向性として残念に感じ、次回以降への期待度がちょいと減少してしまった…。

第5話 予告

 


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