「着飾る恋には理由があって」第3話 あらすじ&感想 おもしろくなってきました!これが令和のトレンディドラマかな!?

第2話 あらすじ

真柴(川口春奈)が7年間片思いしてきた社長の葉山(向井理)は突然退任し行方不明。
社の方針が決まらぬ間はSNSも全面禁止になり、すっかり気落ちする真柴。

 

そんな彼女を見て励まそうとする駿(横浜流星)だが、寒い日は店を出すのを休んでる駿に仕事を一生懸命にやってない人に言われたくないときつく返される。

同じく真柴を気にする同居人の陽人はるちゃん(丸山隆平)は、真柴と桜を見に行こうと誘うが香子さん(夏川結衣)の案でみんなで行くことに。

 

料理をたくさん作って真柴を待つ駿たち。
真柴に食べさせると約束したエビもあったが、仕事上の突然のトラブルで真柴は忙しく駆け回り帰れない。

 

すっかり夜になり帰宅した真柴。
しかしそこで真柴の帰りをただひとり待っていたのは駿だった…。

第2話 感想

第1話では全体的に平坦な進行だと感じたが、2話では中盤から最後にかけて加速していく感じがあった。

序盤は聞き取れなくても差し支えないような会話のやりとりが多く、流星もなんだかいちいち小うるさい男だなと思うシーンが続くのだが、後半はそれぞれの気持ちが動き出すようなシーンが続けて描かれて、次回にたっぷりと含みを残して終わっている。

最初はただただ可もなく不可もなくという印象しかなかったが、2話を最後まで見るとすいぶん面白みが増した気がする。

 

それは最後にキスシーンがあったから
…ではない。

たしかに2話でもうキスまでいくのか、という驚きはあった。
でもこのドラマは最後の最後に回想シーンを付けている。

2話では駿が、真柴の書いた
「昨日はごめんなさい。。」のメモ書きを見るシーン
それで花見の帰りがけ駿は1人で真柴を待つことにする。

こういう主人公の気持ちが動いたシーンを最後に回想で見せるのはちょっとおしゃれ。

 

もう一つは駿の過去がもう明らかになったこと。

なぜあんな風に必要以上のモノも持たず、仕事も最低限でしかしないのか。
駿は若いころから料理の才能に溢れ、若くしてお店を出すことになった。
しかしその店でもめて早々と店を潰してしまい今の考え方になったらしい。

 

何かしら過去があるとは思ったが、これが見えると視聴者は駿の印象が違う。
もちろん真柴から見る駿も違って見えるし、駿の言葉にもまた違った意味を感じるはず。

こうして登場人物の背景を丁寧に描くことで、人物への興味もふくらみ今後の展開も気になってくる。

 

それにしてもデカい家だ…。デカすぎる…。
それにキレイだ。どこを見せられてもキレイだ…。

かたやファッション関係にお勤めのインフルエンサー。
片方は若くして店を出せるほどの天才的な腕をもった料理人。
住むのは超広くておしゃれすぎるシェアハウス。
犬はかわいい。

なるほど、これぞトレンディドラマといったところか…。

 

演出ではツイッターやLineの画面がドラマの展開に応じて登場。
そのレイアウトもすっきりと見やすくスタイリッシュ。

それに星野源のエンディングの前に流れる挿入歌もすごいおしゃれな曲で好きなんだけど、調べてもほとんど情報が出てこない…。

しっかりおしゃれな仕上がりにしつつ、ただおしゃれなだけじゃない。人の心の動きを描きつつも、いまどきの要素もちゃんと入れてくる。
大人向けの令和のトレンディドラマといってもいいかもしれない。

 

今後のストーリー展開は、真柴に興味をもったらしいはるちゃん、存在感を出しながらもストーリーにはまだ本格的に絡んでいない羽瀬(中村アン)、そして消えた社長はどこで戻るのか?
まだまだ物語は複雑化して楽しませてもらえそうです。

 

 

第3話 予告

 

 

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